無料アプリで、すぐに、エクセルVBAマクロを作成できます。
例として、アプリで「上のセルと値が異なるとき、行を挿入する」VBAマクロを作成します。
(ページの末尾に、VBAコード掲載)
事例
上のセルと商品名が違うときに、行を2行挿入するマクロを、アプリで作成します。
A列に商品名があります。
マクロを実行すると、商品名の変わり目に、行が2行追加されます。
アプリの設定
アプリのトップページ
⇒▼行・列
⇒ ◆行/列の挿入・削除
【ポイント】
■ 範囲の左上セルは、データの2つめを指定してください。
1つめは、その上の「見出し」と値が異なるので、見出しの下に空白行が挿入されます。
表示されるVBAコード
アプリで作成されたコードを、VBE画面に貼り付ければ、マクロの完成です。
Sub デモ_1() '行・列の挿入・削除
Application.ScreenUpdating = False ' 画面描画を停止
Application.DisplayAlerts = False ' 警告表示を停止
Dim セル範囲 As String, セル As Range, 右下セル As String
Sheets("sheet1").Select
セル範囲 = "a3:a13"
Dim セル範囲配列(), セル値 As String, 行 As Long, 列 As Long
If Range(セル範囲).Cells.Count = 1 Then
Set セル = Range(セル範囲)
セル値 = セル.Value
On Error Resume Next
If セル.Value <> セル.Offset(-1, 0).Value Then
セル.Select
Call デモ_1_メイン処理(セル範囲)
End If
Else
セル範囲配列 = Range(セル範囲)
For 列 = UBound(セル範囲配列, 2) To LBound(セル範囲配列, 2) Step -1
For 行 = UBound(セル範囲配列, 1) To LBound(セル範囲配列, 1) Step -1
Set セル = Range(セル範囲).Cells(行, 列)
セル値 = セル.Value
On Error Resume Next
If セル.Value <> セル.Offset(-1, 0).Value Then
セル.Select
Call デモ_1_メイン処理(セル範囲)
End If
Next 行
Next 列
End If
Application.DisplayAlerts = True ' 警告表示を再開
Application.ScreenUpdating = True ' 画面描画を再開
End Sub
Sub デモ_1_メイン処理(セル範囲 As String)
Selection.Rows("1:2").EntireRow.Insert
Selection.Rows("1:2").EntireRow.ClearFormats
End Sub
マクロを使うメリット
手作業で数分かかる作業が、1秒で終わります。
ぜひ、アプリをご利用ください。