無料アプリで、すぐに、エクセルVBAマクロを作成できます。
例として、「条件と一致するセルを、削除する」VBAマクロを作成します。
(ページの末尾に、VBAコード掲載)
事例
明細の、ダブった見出し行の1行目を除いて、削除します。
マクロを実行すると、下の見出しが削除されました。
できました(^^)/
アプリの設定
アプリのトップページ
⇒▼セルの選択・挿入・削除・結合
⇒◇セルの挿入・削除
【ポイント】
■ この条件分岐は、「処理する範囲」は条件分岐を判定する1列のみにし、「セル位置・範囲の変更」で、コピーする範囲をOffset(ずらし)Resize(広げ)ます。
■ 処理の範囲は、8行目の見出しは残すので、A9セルから最終行までです。
■ 「セル位置・範囲の変更」は、A9を基準にE9まで、右に5行範囲を広げます(Resize)。
表示されるVBAコード
アプリで作成されたコードを、VBE画面に貼り付ければ、マクロの完成です。
Sub デモ_28() 'セルの挿入・削除
Application.ScreenUpdating = False ' 画面描画を停止
Application.DisplayAlerts = False ' 警告表示を停止
Dim セル範囲 As String, セル As Range, 右下セル As String
Sheets("請求書").Select
'◆最終行を取得し、セル範囲を決める
Range("a9:a9").CurrentRegion.Select
右下セル = Cells(Selection.Row + Selection.Rows.Count - 1, Range("a9").Column).Address(False, False)
セル範囲 = "a9" & ":" & 右下セル
Dim セル範囲配列(), セル値 As String, 行 As Long, 列 As Long
If Range(セル範囲).Cells.Count = 1 Then
Set セル = Range(セル範囲)
セル値 = セル.Value
If セル.Value = "伝票番号" Then
セル.SelectCall デモ_28_メイン処理(セル範囲)
End If
Else
セル範囲配列 = Range(セル範囲)
For 列 = UBound(セル範囲配列, 2) To LBound(セル範囲配列, 2) Step -1
For 行 = UBound(セル範囲配列, 1) To LBound(セル範囲配列, 1) Step -1
Set セル = Range(セル範囲).Cells(行, 列)
セル値 = セル.Value
If セル.Value = "伝票番号" Then
セル.SelectCall デモ_28_メイン処理(セル範囲)
End If
Next 行
Next 列
End If
Application.DisplayAlerts = True ' 警告表示を再開
Application.ScreenUpdating = True ' 画面描画を再開
End Sub
Sub デモ_28_メイン処理(セル範囲 As String)
Selection.Offset(0, 0).Resize(, 5).Delete Shift:=xlUp
End Sub
マクロを使うメリット
手作業で数分かかる作業が、1秒で終わります。
ぜひ、アプリをご利用ください。