エクセルVBAマクロを自動作成する無料アプリです。
例として、「第1列の商品(C列)に「いちご・ミカン」を含み、第2列の店舗(B列)に「東京・大阪」を含まないデータを、表示する」VBAマクロを作成します。
なお、「最終行の下にコピー・転記・削除」は、アプリの「表示先」で選択できます。
(ページの末尾に、VBAコード掲載)
事例
条件のリストを、H・I・J列に設定しました。
エクセルのフィルターオプション機能を使います。
フィルターオプションの使い方を見る
「フィルターオション」は、通常のフィルターでできないことが簡単にできます。
フィルター条件は、シートに検索条件表(赤色の表)を作成します。
【検索条件表】の作り方
■1行目は、データの見出しをコピーします。
■OR条件は、対象項目の列の2行目以降に、検索条件を縦に並べます。
(上の例は、商品が”いちご”もしくは”なし”です)
■AND条件は、1行目の項目を横に並べ、それぞれの検索条件を2行目以降に入れます。(上の例は、商品が”なし”かつ、価格が”400超”かつ”価格が600未満”です)
■検索条件は値の前に等しい(=)、違う(<>)、以上(>=)未満(<)などを入れます。また、ワイルドカード(*)も使えます。空白の条件は、「=」だけ入力し、空白以外は「<>」だけ入れます。
まず、商品の「いちご」と「みかん」はOR条件で縦に並びます。
そして、それぞれに、「東京ではない」と「大阪ではない」をAND条件で並べます。
できました(^^)/
アプリの設定
アプリのトップページ
⇒▼フィルター×コピー×削除・並べ替え
⇒◇フィルターオプション(AdvancedFilter)
【ポイント】
■ 表示先で、フィルター上、別の場所、削除、最終行の下にコピーを選べます。
表示されるVBAコード
アプリで作成されたコードを、VBE画面に貼り付ければ、マクロの完成です。
VBAコードを見る
Sub デモ_104() 'フィルターオプション
Application.ScreenUpdating = False ' 画面描画を停止
Application.DisplayAlerts = False ' 警告表示を停止
Dim セル範囲 As String, セル As Range, 右下セル As String
Sheets("データ").Select
'◆最終行を取得し、セル範囲を決める
With Range("a1:f1").CurrentRegion
右下セル = Cells(.Row + .Rows.Count - 1, Range("f1").Column).Address(False, False)
End With
セル範囲 = "a1" & ":" & 右下セル
Range(セル範囲).Select
Call デモ_104_メイン処理(セル範囲)
Application.DisplayAlerts = True ' 警告表示を再開
Application.ScreenUpdating = True ' 画面描画を再開
End Sub
Sub デモ_104_メイン処理(セル範囲 As String)
Application.Calculation = xlCalculationManual '自動計算を停止
Dim 検索条件 As Range
Set 検索条件 = Worksheets("データ").Range("h1").CurrentRegion
'◆フィルター処理
Worksheets("データ").Range(セル範囲).AdvancedFilter _
Action:=xlFilterInPlace, _
CriteriaRange:=検索条件
Application.Calculation = xlCalculationAutomatic ' 自動計算を再開
End Sub
なお、削除は、下の(東京と大阪は、いちごとみかんを含む全てを含み、東京と大阪以外はいちごとみかんを含まないデータ)が残ります。
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