入力での”(ダブルクォーテーション)の使い方
①文字列は"で囲む
例: "あいうえお"
②数式は=で始め"で囲む。数式の中の文字列は""文字列""。 空白は""""。
例: "=IF(C2=""いちご"",E2*F2,"""")"
※数式入力は、エクセルで作った数式をアプリへ貼付けたあと、”で囲むと簡単です。
③アプリの【3】処理する条件※を使用するときは、式はR1C1形式にします。
例: "=R[0]C[-2]*R[0]C[-1]" ※繰り返しを含むため
④ VBA関数・変数「セル値」は、数式に=と”は不要
アプリのコード作成画面
内容を設定すると、その下の「コードの説明」のVBAコードが作成されます。
コードの解説
上のアプリのコード作成画面で設定したVBAコードです。
変数の宣言
Sub デモ_1() 'コピー・切り取り
Dim セル範囲 As String, セル As Range, 右下セル As String
・プログラム名は、"デモ_1"です。
・Dimで「変数」を宣言します。
最終行を取得し、セル範囲を決める
Sheets("sheet1").Select
・"sheet1"を選択します。
Range("f1:f1").CurrentRegion.Select
・CurrentRegionで、"f1:f1"セルを含む表全体を選択します。
右下セル = Cells(Selection.Row + Selection.Rows.Count - 1, Range("f1").Column).Address(False, False)
・変数右下セルに、表の右下セルのアドレスを代入します。
セル範囲 = "f1" & ":" & 右下セル
・変数セル範囲に 、"f1" から 右下セルの範囲を代入します。
Range(セル範囲).Select
・セル範囲を選択します。
メイン処理の呼び出し
Call デモ_1_メイン処理(セル範囲)
・Callでメイン処理を呼び出します。
End Sub
・End Subでデモ_1()を終了します。
メイン処理
Sub デモ_1_メイン処理(セル範囲 As String)
・メイン処理のプログラム名は、”デモ_1_メイン処理”です。
Selection.Offset(0, 1).Formula = "=IF(C2=""いちご"",E2*F2,"""")"
数式は=で始め"で囲む
数式の中の文字列は""文字列""
空白は""""
End Sub
・End Subで デモ_1_メイン処理を終了します。
事例 数式を最終行まで入力する
・【2】処理の範囲は、入力する列の1列前を選びます。
・【4】入力する数式は、”で囲みます。なお、表からコピーするときは、コピー解除を忘れずに行います。
・②入力位置(offset)を、右に1列ずらします。