エクセルVBAマクロを自動作成する無料アプリです。
例として「作業列を使い、複数列のフィルターを1回で終わらせる」VBAマクロを作成します。
事例
複数列のフィルターは、何度もフィルター操作が必要です。そこで、フィルターの条件を関数にいれた作業列をつくり、フィルター処理を1回で済ませます。
この例では、日にちが2022/10/3で、商品がバナナで、フィルターをかけます。
入力する関数は、アプリに設定する前に、エクセル上で作成し、結果を検証します。
その後、アプリに設定します。
その際、関数全体に”をいれ、さらに文字列の”に”を追加します。
"=IF( AND(A2=DATEVALUE(""2022/10/3""), B2=""バナナ""),""対象"","""")"
日にちが2022/10/3で、商品がバナナで、フィルターがかかりました(^^)/
アプリの設定
アプリへのリンク ⇒フィルター条件が1つ
【ポイント】
■ ❶作業列の上端セルに入力する関数は、上端セルの行に合わせた関数を作成します。
■ ❷作業列の最終行を決める列の上端セルは、データのある表の上端セル(A2)です。
■ 処理する範囲は、作業列(E2)の範囲を指定します。
■ 絞り込む列の位置は、1(=作業列)を指定します。
■ 条件は、関数で表示される文字列の「対象」を指定します。
表示されるVBAコード
アプリで作成されたコードを、VBE画面に貼り付ければ、マクロの完成です。
VBAコードを見る
Sub デモ_36() 'フィルター条件1つ
Application.ScreenUpdating = False ' 画面描画を停止
Application.DisplayAlerts = False ' 警告表示を停止
'◆作業列に関数を入れる
Dim 作業列末尾行 As Long, 作業列下セル As String
Sheets("Sheet1").Select
Range(Range("g2"), Cells(Rows.Count, Range("g2").Column).End(xlUp)).Clear
作業列末尾行 = Cells(Rows.Count, Range("a1").Column).End(xlUp).Row
作業列下セル = Cells(作業列末尾行, Range("g2").Column).Address(False, False)
Range(Range("g2"), Range(作業列下セル)).Formula = "=IF( AND(A2=DATEVALUE(""2022/10/3""), B2=""バナナ""),""対象"","""")"
Dim セル範囲 As String, セル As Range, 右下セル As String
Sheets("Sheet1").Select
'◆最終行を取得し、セル範囲を決める
With Range("g2:g2").CurrentRegion
右下セル = Cells(.Row + .Rows.Count - 1, Range("g2").Column).Address(False, False)
End With
セル範囲 = "g2" & ":" & 右下セルRange(セル範囲).Select
Call デモ_36_メイン処理(セル範囲)
Application.DisplayAlerts = True ' 警告表示を再開
Application.ScreenUpdating = True ' 画面描画を再開
End Sub
Sub デモ_36_メイン処理(セル範囲 As String)
Application.Calculation = xlCalculationManual '自動計算を停止
'フィルタ
Range(セル範囲).AutoFilter Field:=1, Criteria1:="=対象"
'対象が無い場合、終了
If Cells(Rows.Count, Range("g2").Column).End(xlUp).Row = 1 Then
ActiveSheet.AutoFilterMode = False
Application.Calculation = xlCalculationAutomatic ' 自動計算を再開
Exit Sub
End If
Application.Calculation = xlCalculationAutomatic ' 自動計算を再開
End Sub
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