無料アプリで、すぐに、エクセルVBAマクロを作成できます。
例として、「該当するとき〇印を表示する」VBAマクロを作成します。
(ページの末尾に、VBAコード掲載)
事例
G1セルの値が、B列にあるとき、該当行のF列に〇印を表示します。
なお、このマクロは、表の最終行まで、セルに関数を入れるマクロです。
入力する関数は、=IF(B2=$G$1,"〇","")です。
アプリの設定
アプリの設定です。
アプリのトップページ
⇒◇数式・Excel関数の入力
⇒◇数式・関数の入力
【ポイント】
■ 数式をいれる列は、空白なので、最終行が不明です。そこで、まず「処理する範囲」は、データのあるA列を選びます。
■ 数式は、そこから右に移動(OFFSET)したセルに入力します。
(例では、A列を指定し、右に5移動(OFFSET)したセルに、関数を入力)
■ 範囲オプションは、「最終セルまで」を選びます。
■ 入力する数式は、「左上セル」を基準に作成します。
(例えば、「左上セル」がA2ならば、関数には、B2を使います)
表示されるVBAコード
アプリで作成されたコードを、VBE画面に貼り付ければ、マクロの完成です。
Sub デモ_41() '数式入力
Application.ScreenUpdating = False ' 画面描画を停止
Application.DisplayAlerts = False ' 警告表示を停止
Dim セル範囲 As String, セル As Range, 右下セル As String
Sheets("Sheet1").Select
'◆最終行を取得し、セル範囲を決める
With Range("a2:a2").CurrentRegion
右下セル = Cells(.Row + .Rows.Count - 1, Range("a2").Column).Address(False, False)
End With
セル範囲 = "a2" & ":" & 右下セルRange(セル範囲).Select
Call デモ_41_メイン処理(セル範囲, セル)
Application.DisplayAlerts = True ' 警告表示を再開
Application.ScreenUpdating = True ' 画面描画を再開
End Sub
Sub デモ_41_メイン処理(セル範囲 As String, セル As Range)
Selection.Offset(0, 5).Formula = "=IF(B2=$G$1,""〇"","""")"
'◆入力を値で固定する
Selection.Offset(0, 5).Copy
Selection.Offset(0, 5).PasteSpecial Paste:=xlPasteValues
Application.CutCopyMode = False
End Sub
マクロを使うメリット
手作業で数分かかる作業が、1秒で終わります。
ぜひ、アプリをご利用ください。