無料アプリで、すぐに、エクセルVBAマクロを作成できます。
例として、「フィルターで、特定範囲(日付)のデータを表示する」VBAマクロを作成します。
(ページの末尾に、VBAコード掲載)
事例
左上のセルに開始日を入れ、マクロを実行すると、1週間分のシフト表が表示されるようにします。
できました(^^)/
仕組み
準備
セルE2からセルF3に、フィルターオプションの条件欄を作ります(上の図は、条件欄が白文字)。なお、フィルターオプションで複数の条件を満たす(AND条件)には、条件を横に並べます。よって、2つの「日にち」欄の下に、以上(>=)と以下(<=)を入力します。
実行
この条件を、マクロで読み込んで、1週間分のシフト表を表示します。
本日の行を、条件付き書式で、黄色くする
本日の行を黄色くするには、シフト表全体を選択し、条件付き書式に、条件式=($B7=TODAY())を設定します。
フィルターの解除
フィルターを解除するには、メニューのフィルターをクリックします。
開始日を入力するだけで、マクロを実行することもできます
アプリの設定
アプリのトップページ
⇒▼並べ替え・フィルター
⇒◇フィルターオプション(AdvancedFilter)
表示されるVBAコード
アプリで作成されたコードを、VBE画面に貼り付ければ、マクロの完成です。
Sub デモ_1() 'フィルターオプション
Application.ScreenUpdating = False ' 画面描画を停止
Application.DisplayAlerts = False ' 警告表示を停止
Dim セル範囲 As String, セル As Range, 右下セル As String
Sheets("sheet1").Select
'◆最終行を取得し、セル範囲を決める
Range("b6:i6").CurrentRegion.Select
右下セル = Cells(Selection.Row + Selection.Rows.Count - 1, Range("i6").Column).Address(False, False)
セル範囲 = "b6" & ":" & 右下セル
Range(セル範囲).Select
Call デモ_1_メイン処理(セル範囲)
Application.DisplayAlerts = True ' 警告表示を再開
Application.ScreenUpdating = True ' 画面描画を再開
End Sub
Sub デモ_1_メイン処理(セル範囲 As String)
Application.Calculation = xlCalculationManual '自動計算を停止
Dim 検索条件 As Range
Set 検索条件 = Worksheets("sheet1").Range("e2:f3")
Worksheets("sheet1").Range(セル範囲).AdvancedFilter _
Action:=xlFilterInPlace, _
CriteriaRange:=検索条件
Application.Calculation = xlCalculationAutomatic ' 自動計算を再開
End Sub
マクロを使うメリット
手作業で数分かかる作業が、1秒で終わります。
ぜひ、アプリをご利用ください。