無料アプリで、すぐに、エクセルVBAマクロを作成できます。
例として、「条件より大きい(小さい)データを、表示する」VBAマクロを作成します。
(ページの末尾に、VBAコード掲載)
事例
条件のリストを、H列に設定しました。
この、検索方法を、フィルターオプションといい、条件範囲を検索条件範囲といいます。
・条件の、大きいは>400、小さいは<1000、以上は>=1000、以下は<=400です。
・すべて(AND条件)は、1行目の項目名と2行目以降の条件を横に並べます(同じ項目名を複数使用可。2行目以降を横に並べるとAND条件になる。2行目以降をずらすとOR条件になる)。
・いずれか(OR条件)は、検索条件範囲の1行目に項目名をいれ、2行目以降に条件を縦に並べます。
できました(^^)/
アプリの設定
アプリのトップページ
⇒▼フィルター×コピー×削除・並べ替え
⇒◇フィルターオプション(AdvancedFilter)
【ポイント】
■ 検索条件は、検索条件範囲の1行目もしくは全体を指定します。
■ 表示先で、フィルター上、別の場所、削除を選べます。
表示されるVBAコード
アプリで作成されたコードを、VBE画面に貼り付ければ、マクロの完成です。
Sub デモ_99() 'フィルターオプション
Application.ScreenUpdating = False ' 画面描画を停止
Application.DisplayAlerts = False ' 警告表示を停止
Dim セル範囲 As String, セル As Range, 右下セル As String
Sheets("データ").Select
'◆最終行を取得し、セル範囲を決める
With Range("a1:f1").CurrentRegion
右下セル = Cells(.Row + .Rows.Count - 1, Range("f1").Column).Address(False, False)
End With
セル範囲 = "a1" & ":" & 右下セル
Range(セル範囲).SelectCall デモ_99_メイン処理(セル範囲)
Application.DisplayAlerts = True ' 警告表示を再開
Application.ScreenUpdating = True ' 画面描画を再開
End Sub
Sub デモ_99_メイン処理(セル範囲 As String)
Application.Calculation = xlCalculationManual '自動計算を停止
Dim 検索条件 As Range
Set 検索条件 = Worksheets("データ").Range("h1").CurrentRegion
'◆フィルター処理
Worksheets("データ").Range(セル範囲).AdvancedFilter _
Action:=xlFilterInPlace, _
CriteriaRange:=検索条件
Application.Calculation = xlCalculationAutomatic ' 自動計算を再開
End Sub
マクロを使うメリット
手作業で数分かかる作業が、1秒で終わります。
ぜひ、アプリをご利用ください。